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しあわせゆき №18

「あの駅長、おかしくありませんか?」

少年は三人のほうを見てそう言った。それは誰もが思っていることだった。

「一回、この切符のしあわせゆきのことを聞いてみたほうがいいんじゃないですか?」

少年はそしてまたこう言った。けれどあの駅長さんなら何か知っているに違いないことは確かだった。けれどももしかしたら自分で買ったのに分からないだなんて・・・・・・などと馬鹿にされる可能性だってあった。なので勇気のいる質問なのは確かだった。

「僕、聞いてきます。このままじゃ、もしかしたら幸せという不幸が待っているかもしれませんし。」

少年はそう言うと、扉にむかって堂々と歩き出した。三人はそんな少年の様子を、じっと見ていた。すると急に、勢いよく扉が開いた。そして駅長さんが姿を現した。

「何をしようとしているんですか?」

駅長さんが少年をにらんでそう言った。少年と駅長さんとの差はわずか五センチほどだった。四人の顔が急に固くなった。

「聞きたいことがあったので、ノックしようとしたんです・・・・・・。」

少年は顔を引きずりながらそう言った。三人はどきどきしながら少年のほうを見ていた。

「なんだね、聞きたいこととは・・・・・・。」

駅長さんはそう言った。少年はごくりとつばを飲んだ。そして駅長さんのほうを見た。駅長さんはじっと、それから何も言わず少年のほうを見ていた。

「しあわせゆきって、どこですか・・・・・・?」

                    つづくsweat01

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