44 マリンマリンマリン遊園地
そしてなんとかマリンマリンマリン遊園地に到着。
「やっぱり先に飯食うか!」
遊園地に入場するなり三浦はそう言った。
「混むのもやだしな。」
そしてそれに続いて西嶋も賛成。西嶋はもともと待つのとか混雑したところにいるのとか、そういうのはイライラしてならない性格。できるだけ混むのは避けたかった。
「じゃああそこで食べましょうよ。今ならすいてそう。」
そして紫がとある店を指差す。
「了解ー!」
満面の笑みで田村が賛成。
「食べよ食べよぉ。」
どうやら篠木も賛成のよう。
「あそこってチェーン店とこじゃん。こんなとこにもあるんだぁ。」
三浦がそう言い走り出す。
「あぁ、そういえば。」
「えっ、知らなぁい!何がおいしいの?」
「まあ、乙音ならなんでもいけそうだけど。」
「なにそれぇ。」
そして女子達もそれに続く。
そして店の中に入り席に着くと、
「川村、話ついてけたか?」
川村のところににっこりと三浦が声をかけてきた。
「かすかに・・・・・・。」
すると川村のそんな返答。
「素直に言えよ。おもしろくフォローしてやる!」
そして三浦は勢いよく川村の背中を叩いた。川村は結構痛かった。
「あ、ありがとう・・・・・・。」
少し顔を引きずっていたが、川村はそう言った。
「おまえは素直に言ったほうがおもしろいからなぁ。」
「えっ・・・・・・?」
そして三浦はそのままメニューのほうへと目をやってしまい、それっきり会話は途絶えた。(複雑な気持ちなのはなぜだろう・・・・・・)と、川村はふと思うのだった。
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